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前回は夜廻名物・衝撃チュートリアルが終わりました。
(1)初っ端で痛感する制作陣のヒトの悪さ|深夜廻
PlayLog 02_深夜廻

W主人公を銘打っていた今作、初っ端で主人公の片割れが首を吊りました。

あらすじの2人で花火を見に行ってはぐれるっていうのは何だったんだ?
時系列に関する描写はなかったので、このシーンは花火を見てハルと離ればなれになった後のユイの末路なんでしょうか。
前作が死んでしまったイヌを生きていると信じて捜すお話だったので、今回は死んでしまった友人を生きていると信じて捜すお話です‥‥とか?
それは精神的にご勘弁いただきたい。
深夜廻 1章 ~ユイ~
チュートリアルが終わると、ユイの家の前でインターホンを鳴らすハルの場面へと移ります。

ユイがなかなか出てこないからハルちゃん俯いちゃった‥‥。
そりゃさっき山でキュッとしてたので出てくるわけな‥‥いと思わせておいて、普通に元気よく家から出てきました。
チュートリアルのあの衝撃シーンがこの後起こる悲惨な未来なのか夏の幻なのかは現時点では不明ですが、ユイとハルは約束していた花火を見るため、裏山へと向かうことになりました。
ちなみにここも、操作キャラクターはユイです。
先ほどチュートリアルという名目のプレイヤー操作であんなことになったユイを引き続き操作させるところに、制作陣のほの暗く素敵な悪意を感じますね。

ハルは8月いっぱいで、遠くの町へ引っ越すことが決まっています。
それを聞いたユイが「今年で最後なら、一つでもたくさん思い出をつくらなきゃ」と言って二人で見に来たのが今回の花火です。
遠いけれどいつか見に行きたいと二人で話していた、となり町の花火。
となり町が一望できる裏山からなら花火も見られるんじゃないか、と思いついたハルの提案は当たりだったようで、この通り遠目ではあるものの綺麗な花火が上がっています。

花火が終わると、ハルはこんなことを言い出しました。
何度もお父さんに「引っ越ししないで」と頼んだけれどダメで、ユイと離れ離れになってしまうのは避けられないとハルだってわかっているはずです。
いつもなら「来年もまたいっしょに見に来ようね」と言えたのでしょうが、そんな約束が出来るほどハルは物分かりの悪い子供ではなくて、でも何か言わずにはいられなくて、口をついて出たのが「ずっとユイといっしょにいるよ」という、相手も本人も絶対に叶わないとわかっている願いごと。
っていうのは切ないですね。
ユイはハルのその言葉に返事をすることはなく、ただ「もうかえろう」と促します。
イヌとお姉ちゃんを探すストーリーだった前作に比べ、W主人公の今作では二人の仲の良さや絆といったものがより強く印象に残るように作られているようです。
前作はそのあたりあっさり気味で、お姉ちゃんとも二言三言玄関先で会話するだけ。
なので「なんとしても捜そう」という気持ちがプレイヤーまで浸透しにくかったところはあったと思います。
今作はそこが良い方向に深まっている感じがして、期待できますね!
この記事本当は26日に投稿予定でした。
なんの因果か、急遽引っ越すことになりまして‥‥。
大人にとっては方々への連絡等でブログ更新が遅れるくらいのものですが、小学生にとって転校って別の世界線に移るくらいの大事件なんでしょうね。
おうちに帰ろう
引き続きユイを操作して、ハルとともに山をくだります。

さすがにこの暗さは怖いので、途中から二人は手を繋いで帰ります。
くっついて歩く二人が可愛いです。
操作はちょっとしづらいですけど!

不意打ちでチュートリアル思い出させるのやめてください‥‥。

プレイヤーに若干のダイレクトアタックはあったものの順調に山を下っていくと、 途中でハルが怖いことを言い出します。
ヘンな声に呼ばれているようです。
行っちゃダメなやつですね。
物静かな性格のわりにはアグレッシブに「みにいってみる」などというハルの代わりに、ユイが偵察に行くことになりました。
だいぶ死亡フラグが立ってしまった‥‥というか、この子の場合もうフラグが立つとかそういうレベルじゃないんだよなあ。

恐る恐る先に進むと、「あかいリード」が落ちていました。

アイテムの説明欄によるとこのリードはユイちゃんの持ち物らしいですが、何故それがこんなところに落ちているのかは本人にもわからないようです。
メニュー画面などの子供のラクガキ風味のUIは前作夜廻から引き続きですね。
お気に入りUIだったので嬉しいです。
とりあえずメニューは×ボタンで閉

‥‥じようとしたらコレは正直あまりにも卑怯です。
完全に油断していたものの、条件反射でスクショを撮った自分を褒めたいです。
この後のスクショは忘れましたけどね!
腰を抜かしてへたり込むユイに、よくわからないオバケが迫ったところで暗転。
深夜廻 1章 ~ハル~
戻ってこないユイを捜しに行こう
ここで操作キャラはハルちゃんに代わります。

‥‥今気付いたんですけど、ハルの周囲に血に見える何かが飛散しているんですが‥‥。
気が急いて紅葉を迎えた落ち葉だと思いたい。
とりあえず拾った懐中電灯のスイッチをONです。

点けた瞬間に巨大オバケが出現するのは前作夜廻でもあったので予想済み。
とはいえ、びっくりするものはびっくりします。
このオバケに追われるようにして、ハルは山を下って行きます。
前作も避けゲー・逃げゲーでしたが、今作は初っ端から全力疾走な感じです。

得体のしれない怖いモノに追いかけられていながらも余裕を感じるかわいい感想になごみます。
さっきのアレのおかげで、メニューを閉じる時若干ためらうけど。
有象無象に追い立てられながら、やっとの思いで下山。
アスファルトの道路が見えて安心した途端に‥‥。

高名の木登りで兼好法師(正確には兼好法師が出会った木登り名人のオッサン)が言ってたことは正しいとしみじみ思う瞬間ですね。
最後まで油断しちゃいけない。
しかし改めて正面からまじまじと見ると、なんともファンキーなお顔をしていらっしゃいますねこのオバケ。
個性派オバケからダッシュで逃げ、近くの看板に隠れてやり過ごします。
気配が消えて恐る恐る外に出てみると、甲高い鳴き声とともにイヌが!

イヌは何かを落として走り去ってしまいます。
拾ってみると「ボロのおまもり」‥‥さきほどのイヌがくわえていたようです。

黒い毛がついているらしいですが、死んじゃったクロの毛でしょうか。
山を降りたもののユイの姿は見当たりません。
もしかしたら先に帰っているのかも? と考えて、ハルはユイのおうちに向かいます。

ユイのおうちに着きましたがユイどころか誰もいないようで、インターホンを鳴らしても反応がありません。
しかたなくハルは置き手紙を残して、自分の家に帰ることにします。
おうちに帰ろう
帰り道にはオバケが溢れかえっています。



オバケに迂回させられたり、問答無用で殺されたりしながらなんとか家に辿り着きました。
これにて1章は閉幕。
ハルの日記で締めくくられます。前作は一晩の出来事でしたが、今作は日をまたぐのかな?
