雰囲気そのまま、バグもそのままのリメイク版!|聖剣伝説2 Secret of Mana

この記事には「聖剣伝説2 Secret of Mana」のネタバレが含まれます。

「聖剣伝説2 Secret of Mana」のエンディングを迎えました。

聖剣伝説のリメイクというと演出やストーリーの改変が口に合わず苦い思いをした記憶しかありません。
一抹の不安を抱えて購入した今作、なんというかゲーム内容以前の問題でちょっとアレでした。

総評:しばらく様子見を推奨します

バグ&エラー

ゲーム内容以前の問題で、とにかくバグが頻発します。

ゲームクリアまでに私が出会ったバグは「画面暗転フリーズ」「ボスが出てこない」「BGM消失」「壁の中に非操作キャラ埋没」「何もいないところで突然カンストダメージ喰らって死亡(ラグ?)」でした。

仕様なのかバグなのか判断しかねるものも入れるともっとありましたが、幸い進行不能になってセーブデータを捨てる憂き目は見なかったので、100歩譲って許容範囲だとします。

でもエラー落ちはダメです。

クリアまでに15時間弱かかっていて、エラー落ちした回数は10回。
フィールド移動で画面が切り替わった直後にエラー落ちが9回。ボス戦の途中でエラー落ちが1回です。

オートセーブなのでまだ良いものの、そうでなければとっくに投げ出しています。

スクショを撮らせてくれないので直撮りです。
8回目でいい加減苛立っていたらしく、まっすぐ綺麗に撮ろうという余裕すらないのが見てとれますね。

エラーコードで検索するとMHWでも同様のエラーが出る事例があるようですが、我が家のPS4ではMHW(プレイ時間150h)でこのエラーが出たことは一度もありません。

アップデートに期待

期待というか、ないと困ります。

ストーリーや台詞などに余計な脚色を一切加えていないところに「原作を大事にする」意識は見受けられますが、なにもバグまで大事にしなくても。

聖剣伝説2といえばバグ、そのバグで散々楽しく遊ばせて貰ったので正直ちょっとニヤつく気持ちも否定出来ないんですけれども(笑)、さすがに2018年のゲームとしてこれはどうかと思います。

購入を迷っている方は、今後のアップデートやパッチ配信を見てからでも遅くないと思います。

現状、とてもじゃないですがおすすめできません‥‥。
2が一番好きなシリーズファンとしては、こんなこと言いたくないんですけどね。

好きなところ・好きじゃないところ

ご注意ください!

気を取り直して、ゲーム内容について触れていきます。
あくまで個人的な好き嫌いをお話ししますので、その点をご留意の上ご覧ください。

オリジナル未プレイで今作で初めて聖剣2に触るという方は、ネタバレ要素を含みますのでそちらもご注意くださいませ。

グラフィックはわりと好き

リメイクにあたり大きく変わったグラフィック。

頭身が好みから少し外れていますが、雰囲気や色遣いはとても好きです。
家族からは「グラがあまり綺麗じゃない」という意見を聞けましたが、イラスト調の3Dなのでこれくらいで十分ではないかと個人的には思います。

このキャラクターデザインでFF15並の情報量の書き込みがあったら違和感ありますし。

口パクがないのと、一部フィールド(マナの要塞内部)は正直残念でした。
それから別に嫌なわけではないんですが、ポポイの耳(?)がどう見てもボウリングのピン。

脚色・改変がほとんどないストーリー

メインのストーリーはもちろん、村や町にいる汎用台詞を喋る汎用モブまでオリジナル版そのままです。
もしかしたら改変されたところもあるのかも知れませんが、今のところオリジナルと違う台詞を喋る人物は確認出来ておりません。

追加要素のトークイベントは宿屋に泊まると発生し、メインストーリーからは独立しています。

がっかりリメイクに絶望した人が「ストーリーや台詞は一切変えずにグラフィックだけ今のレベルに引き上げたリメイク作を作ってくれ!」と嘆いているのを見掛けますが、まさにその通りのことをやっています。
私も同じように嘆いたことがありますが、今回実際にそれをやったリメイク作を目の当たりにして、色々と思うところがありました。ほんの少し手を加えるって、たぶん塩梅が難しいんでしょうね。

SFC時代はソフト開発が容量との戦いだったためか、ストーリー重視のRPGでもとんでもないスピードで話が進んでいきますが、その雰囲気がそのまま残っていますね。
このテンポが今のゲーマー達に果たして受け入れられるのか、非常に興味深いです。

ボイスは良かったけど消してます

町人A的なモブまでフルボイスだったのはびっくりしました。

兵士A「スパイはどこだ!」
兵士B「スパイはどこだ!」
など、同じ台詞を喋る別のキャラ(モブなので見た目は同じ)が結構いるんですけど、台詞同じだけど声が違っててコダワリを感じましたねー。

あとトナカイさんが可愛かったです。
オーイオイオイ、をそのまま音にしてちゃんと泣いているように聞かせるあたり、声優さんってプロなんだなぁと思いました。

一通りクリアするまではボイス有りでプレイしました。
声優さんの演技云々、声のイメージ云々は全然関係なく、イラスト調でボイス付きのゲームが不得意なのでクリア後はオプションで切っています。

「オプション」→「サウンド」→「ボイス音量」をゼロにするとボイスが消えます。
ゲーム中いつでも切り替えられるオンオフ機能のようなものがあるのはありがたいですね。

ただ、これをすると若干弊害がありまして。

宿屋の幕間イベントで、たまに誰の台詞なのかわからなくなります。

BGMはオリジナルに切り替え可能で嬉しい

BGMはすべてアレンジされていますが、オプションでオリジナル版に切り替えが可能。
これは素晴らしい機能だと思いました。

しかもゲームの途中で、いつでも変更可能っていうところが凄い!

アレンジはあまり好みではなかったです。
「妖精族のこども」や「予感」(終盤フラミー曲)がそうですが、イントロ?前奏?に付け足されてしまうと妙に落ち着かなくて。

「予感」は空への浮上とともにあの入りだったから好きなのにー、って残念でしたね。
そんなユーザーにも優しいこの切り替え機能、本当に素晴らしいと思います。

幕間イベントの内容が良かった

どのタイミングで発生するのかわかりにくい、気が付くとイベントが溜まっていて宿屋に5泊する羽目に‥‥など、システム的に少々困ったこともあった追加要素、幕間イベント。

時限イベントを見逃しているかもしれませんが、確認した限りでは8割方ストーリーの大筋とは関係のない内容でした。

「ジェマって本当に強いの?」とか「大砲屋って本当に兄弟なの?」とか「四季の森は旬の食材の宝庫だよ」とか「バルーンってちょっと気持ちいいよね」とか。

たまに精霊たちやワッツ、ニキータなどが乱入してきます。

お気に入りは「マタンゴってイイ香りするよね」からだんだん危ない方向へ向かっていく会話です。

キノコ食べられないので考えたことなかったんですが、そっかぁ‥‥。

セーブデータの上書きに気を付けて!

保存可能なセーブデータは2つ。少ないですね。

それだけならまだしも、1番目のスロットにセーブデータA、2番目のスロットにセーブデータBとそれぞれ保存して、後日Bをロードして遊んだとするじゃないですか。

宿屋セーブの際、デフォルト位置が1番目のスロットなんですよ。

いつの時代の仕様だよ!!!!って声に出ました。
ボタン連打してるとセーブデータAがうっかり消えてしまうので、ほんとご注意くださいませ。

図鑑がちょっと残念‥‥

今作には図鑑機能が搭載されています。

「キャラクター」「モンスター」「武器」の3項目あるこの図鑑、内容は上の画像をご参照ください。

3Dモデルをぐるぐる動かして見られますが、名前以外に特徴とか生態とかそういった記載はありません。

これは図鑑というか標本なのでは?

あと願わくば武器以外のアイテム図鑑も欲しかったです‥‥アイテム収集トロフィー設定するならゲーム内で入手未入手が確認出来るリストつけろっていつも言ってるでしょ‥‥。

戦闘には手を入れて欲しかった

オリジナル版は当たり判定がよくわからなかったり、ダメージ処理が追い付かず潰れたモンスターがいつまでも無敵状態でフィールド上に残っていたり、命中率の低さから確実に当ててるのにMISSったり、慣れるまでは苛々するような要素が多かったです。

その要素、ほぼ全部そのまま残ってます。

ストーリーに余計な脚色が一切入っていないので、そんな前時代的システムをフォローすることもなくモンスターの前に放り出されますが、オリジナル版プレイヤーは「うわっSFCの操作性そのままだ!」と懐かしさですんなりいけるでしょう。
問題は新規プレイヤーです。

実験的に聖剣シリーズに一切触れたことがない人にコントローラーを握らせたところ、3分で投げ出されました。
「なんで当たらんねん! 意味がわからん!!」と憤慨していました。

慣れって怖いもので、そんなに怒るようなことかなぁ? なんて思ったんですけどねー。

「ゼル伝神トラでリンクの攻撃が確率で外れる仕様だったらイラつくだろ?!!」と言われて納得しました。
それはヤですね。

聖剣2はアクションと見せかけてRPGだから命中率の概念がですね云々‥‥という理由はあれど、それで納得して楽しくプレイ出来るかはまた別問題という気がします。

飼いならされている私には、もうわからない感覚ですけれども。

あ、そんな私でも今作のAIはアホだと、心の底から思います。
オリジナルの行動指定グリッドかそれに類するものを残してくれるか、さもなくばもうちょっと頭のいいAIを入れて欲しかったです‥‥。

まとめ&アーカイブ

最後に

いろいろ思うところはあったのですが、長々と書き過ぎて一部失念しました。
思い出したら追記していこうと思います。

どちらかというと否定的な記事になりましたが、バグとエラー落ちさえなければ「人を選んで勧めたいゲーム」だと思っています。

「グラフィックと音質などを今の水準に引き上げてストーリー等の改変を一切しないリメイクを望んだことがある」人で「オリジナル版の聖剣伝説2をプレイしたことがある」なら、このリメイク版もプレイしてみてください。
気に入っても気に入らなくても、思いがけず得られるものがあるかもしれません。

あ、購入がまだならしつこいようですが修正パッチ待ってからでもいいんじゃないかなって思いますよ。

人に勧める勧めないはさておき、正直な個人的感想を述べますとふつーーに面白かったです。エラー落ち以外は。

購入したことを後悔してませんし、トロコンまでやり込む気満々です。
上で色々言ってる戦闘システムや頻発するバグもひっくるめて楽しんでますw

闇堕ちするとしたらそうですね‥‥グリフォンヘルムゲットした直後にエラー落ちしたらディスク叩き割るかもしれないですw

聖剣伝説2 Secret of Mana

ジャンル アクションRPG
ハード PS4 / PS Vita / Steam
発売日 2018年2月15日(木)
開発・販売 スクウェア・エニックス
CERO B(12才以上対象)/ セクシャル
備考 プレイ人数:1~3人(オフラインのみマルチプレイ対応)
オリジナル:『聖剣伝説2』(SFC / スクウェア)

公式サイト

この記事を書いたひと

Kou Toyophara
Kou Toyopharaとよはら こう
ゲーマーな両親の間に生まれ、ゲームハードに囲まれて育ったライトゲーマー。事前情報や攻略は見ずにぶっつけ本番でプレイするのが好き。最愛ハードはスーファミ。レトロゲーから最新ゲーまで、ジャンル問わず広く浅く嗜みます。

〔PS4〕オンラインID:toyophara
〔Switch〕フレンドコード:SW-6674-3245-3608

4 thoughts on “雰囲気そのまま、バグもそのままのリメイク版!|聖剣伝説2 Secret of Mana

  1. 774 より:

    グリフォンヘルム取ったあとオートセーブ発動前にエラー落ちしたので記念カキコ(笑
    記事の内容漏れなく同意です。特にAI、SFC時代よりもっとアホになってるし。

    1. Kou Toyophara より:

      コメントありがとうござ‥‥ご愁傷様です( ;∀;)
      その後グリフォンヘルムは無事入手出来たのでしょうか‥‥?

      AIやっぱSFCよりアホですよね。
      ボイスやグラフィックで多少厚みの出たキャラクター造形が根こそぎ吹っ飛ぶくらいのアホっぷりで残念過ぎるので早くどうにかしてあげて欲しいです。

  2. 匿名 より:

    さらに2時間ほどかけてグリフォンヘルム確保しましたので記念カキコ。
    ってかこれのせいで聖域でストーリー止まってるんですがw

    1. Kou Toyophara より:

      グリフォンヘルムおめでとうございます、お疲れさまですー!
      あとはリング3種でしょうか、レベルカンストする前に聖地を抜けられるよう祈ってます!w

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