この記事には「モンスターハンター:ワールド」のネタバレが含まれます。

昨日の記事でも書いたとおり、無事エンディングを迎えました。
ラスボスについて、一通りプレイしてみてのざっくりとした感想をここらでまとめてみたいと思います。

思いっきりネタバレを含みますので、まだ未クリアのかたはご注意ください。


ラスボス:???について

ステージが綺麗、見た目も綺麗、足運びも綺麗

龍結晶の地から川を隔てた収束の地で生まれたばかりの古龍。
それが今回のラスボスです。

生まれたばかりですからね、名前もありません。
生まれたばかりなのに「古」龍とはこれ如何にとも思いますが、モンハン界において古龍とは「天災に匹敵する力を持つ生態系から逸脱した存在」のことを指すそうなので、まぁそういうことなのでしょう。

あまりにも巨大なので生まれたてって感じがしませんが、鳴き声は生まれたて感がありますね。
頭をぶん殴って怯ませたときの甲高い鳴き声なんて、赤ん坊の泣き声のように聞こえるので殴る度に罪悪感が芽生えます。

ステージは第一ステージ・第二ステージの2種類があり、ある程度HPを減らした時点で強制移動が入ります。
第二ステージは青白い結晶に囲まれてとても綺麗です。

ラスボス自体も透明感があって、水晶や結晶を彷彿とさせる雰囲気です。
生まれたてなだけあって動きはとても遅いですが、足運びが独特で最後の最後まで慣れませんでした。

笑っちゃうほど時間かかったので笑ってやってくださいww

むしろこの長時間、よく集中力切らさずに諦めずにやったなぁと自分を褒めたいです。
時間が掛かった原因はいろいろありますが結局「被弾が多かった」に尽きるかな‥‥。

最初必死に頭を殴ろうとしてたんですけど、大きいから届かないんですよw
10分くらいやり方が悪いのかと色々試して無理ってなって諦めて、そこから前足狙いに変更。

で、お育ちが良さそうな優雅な足運びで轢かれまくりました。

なんでこんなに避けられないのww って笑えてくるくらい轢かれました。
ほんとよく諦めなかったなぁ。
やや効率重視寄りの思考なので、いつもなら無理そうと判断した時点で撤退して装備を見直しているところです。
意地になって粘ったのは、「絶対こいつをここから出すな」と頼まれたから、でしょうかねー。

ストーリーの感想

要所要所でアツいんだけど、深く考えると引っかかる。

そもそもモンハンシリーズにストーリーなど求めていないので、世界観へのちょっとした味付けになっていれば文句はありません。
2000時間ほどプレイしたMHP3のストーリーですら「アマツマガツチに縄張り追われたジンオウガが人里に降りて来てた」としか思い出せませんが、だからといってMHP3が私にとって神ゲーだったことに変わりはありません。
むしろモンハンのストーリーはこれくらいでいいんです、個人的には。

MHWのストーリーは、ヘンに記憶に残る場面が多かった印象です。

覚えている限りでストーリーを要約するとこんな感じ。

モンハンワールドのストーリーを要約

古龍が新大陸へ向かう「古龍渡り」の謎を解明するため、40年前に発足した調査団。

その調査団の第五期団に主人公は推薦組として入り、新大陸へと向かいます。
途中船が大型古龍「ゾラ・マグダラオス」に激突。主人公と後の相棒兼受付嬢はゾラ・マグダラオスの背中に放り出されてしまいました。

なんとかゾラ・マグダラオスの背中から脱出し、古代樹の森を抜けた二人は心配して迎えに来てくれていた調査団リーダーの助けもあって無事目的地である調査団の拠点「アステラ」へと辿り着きます。

主人公と受付嬢は共に窮地を脱した「相棒」同士として、古龍渡りの謎を解明するべく様々な調査に乗り出します。

古代樹の森でドスジャグラスを狩り、大蟻塚の荒地まで学者先生の護衛をし、珊瑚礁の台地で三期団の船を墜落させたレイギエナを倒し、新大陸と心中しようとしているゾラ・マグダラオスを海に追い出し、瘴気の谷で古龍がこの新大陸へ向かう理由の片鱗を知り、龍結晶の地で――なんでしたっけww

各地で暴れはじめた古龍たちを討伐し、いよいよ時は満ちました。
なにがあるかわからない収束の地――川の向こうへと主人公たちは進み、ラスボスと相対することになるのです。

めっちゃ端折りましたが、大体こんなだったかと。

気になったとこその1:相棒って、相棒?

今作の主人公(プレーヤー)には相棒がいます。
クエストを斡旋してくれるシリーズ恒例のキャラ受付嬢がそれです。

いつもニコニコしている快活な女性で、どうやら食べ物に目がない模様。
やたらとプレーヤーを相棒相棒と呼び、あらゆる場所へついてきます。

ボイスありで喋るせいもあって、今作は今までのモンハンに比べてキャラが立っているんですよね。
役割以外のキャラクター性を与えられているというか。

それなのに、要所要所で差し込まれるムービーでトラブルメーカー過ぎるんですよ彼女!!

無個性な受付嬢って役割のキャラだったら「そういう舞台装置」みたいな目で見れるのに、キャラクターがはっきりしている上で「未知の土地で不用意に動いて窮地に陥る」を何度も何度も繰り返されると「学習能力ないのか小娘!!!」ってなるわけです。

健気でいい子です。怖いだろうに、主人公がラスボスと死闘を繰り広げている間、逃げずにキャンプで主人公の帰りを信じて待っているくらい健気です。

「何があってもここにいます! あなたの相棒が、ここに!」とか、感動的な台詞です。

彼女を少しでも「相棒」と思えていればね?

私は無理でした。オトモアイルーの方がよっぽど相棒でした。
念のため、受付嬢がキャラクターとして嫌いだとかそういうことはありません。

気になったとこその2:竜人ハンター何しにきたの?

序盤から思いっきり思わせぶりな重い台詞(内容は忘れました)を吐き、超重要人物みたいな雰囲気をばんばんに醸し出していた竜人ハンター。

彼は終盤満を持して再登場し、主人公とともにラストフィールド「収束の地」へと向かうことになるのですが‥‥。

ラスボス誕生の際に発生した衝撃波で一発で撃沈、同行していた大団長に抱えられてその場を離脱します。

まぁうん、ラスボスが古龍だとかとんでもないエネルギーの持ち主だとか、そういう事情を鑑みれば不意打ちでやられちゃったらそりゃ離脱はやむなしだと思いますけど、それにしたってあっさり過ぎません?

あんなに意味深な台詞言いながら、この人がやったのって船漕いだだけですよ。
しかも途中で大団長に代わってますし。

‥‥とまぁ、わりと言いたい放題言いましたが、良い部分ももちろんたくさんありました。
同じシーンでも大団長が言った「絶対に(ラスボスを)ここから出すな!」とか。
上述したとおり、後がない感じは伝わってきましたから何が何でも討伐しないと!と思わせてくれました。

‥‥あれ?
でも確かこの時大団長、「俺は絶対に戻ってくる!」みたいなこと言ってましたが主人公がラスボス倒すまで、結局戻って来ませんでしたね。

この口だけ野郎どもが!!(本音)

結論「人間の有象無象など気にするな!!」

そんなこんなで、個人的に今作のストーリーは「悪くはないんだけど気になる部分がある」というところです。

でも大丈夫です。

ストーリーの粗はイケメン過ぎるテオ様のムービーが全部帳消しにしてくれますから。

マジでかっこいいです今回のテオ・テスカトル。
王の貫録を感じる。そりゃあ名前に「王」って入れるのわかるわ、ってなる。

このゲーム、プレイヤー含めて人間は脇役だと思っているのでストーリーはどうでもいいんですよ。

主役? モンスターたちに決まってるでしょ!
あいつらが強くてかっこよかったら、それでいいんです。

モンスターハンター:ワールドって、どう?

良くも悪くもいつものモンハン

システム面でいろいろ変わったところはありましたが、良くも悪くもいつものモンハンです。

新モンスターが多めですが、動きはどこかで見たようなかんじです。
なので目新しい何かがあるかと言われると困ってしまうのですが、モンハンシリーズのいずれかが面白かった人なら気に入るところがあるのではないかなぁ、と思います。

私は狩猟笛しか担がないので武器については笛しか語れないですが、笛に関してはだいぶやりやすくなりました。

旋律が3つまでストック出来る、抜刀中は譜面が画面上に表示されるので暗記する必要がない、この2点が大きいです。
基本笛ははじかれないので部位に対する手応えが分かりづらいことがありましたが、ダメージ数値が可視化されたことで殴りがいのある場所が分かりやすくなったのも嬉しいです。

ただ移動速度は返してください。

言うほど弱体化されたとは思っていませんが(4G以降未プレイだったせいもあるかも)移動速度だけは気になりました。マジで返して。俊足な笛を返して!!

ラスボスは倒しましたがまだまだハンターライフは続くようなので、引き続きまったりと遊んで行こうと思います。

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