私の母はゲーマーです。
好きなゲームはSFCの「トルネコの大冒険」。2も3もシレンシリーズも好きだけど、1が至高なんだとか。
曰く「トルネコさえあればいい」らしいです。

思えば数年前ふと実家に帰った時、母はちょうどトルネコ2のプレイで忙しかったらしく、出迎えてくれたのはイヌ(チワワ)だけということがありました。
わりと年単位で顔を見せない我が子の出迎えをチワワに一任するレベルでトルネコ好きなわけです。

とはいえPS2以降はDS、3DSなどの携帯ハードに移行してしまったため、PS3や4のLRボタンの使用頻度が高いゲームになると指がついていかないらしく、Switchの操作はちょっと難しいようでした。
その時いっしょに持って行ったのがゼルダBotWとスプラトゥーン2だったのが良くなかった気もします。(スプラトゥーンは意外なことにわりと動けてました。なんでだ)

ゼルダシリーズも大好きな母ですが、BotWは操作で断念。一旦預けていたSwitchを引き揚げましたが、我が家ではSwitchの出番がなく完全にインテリアと化しました。

年末に待ちに待ったビルダーズ2が発売され、数分プレイして私の中の神ゲー認定ハンコが早くも押されました。
ふりかけ氏ともなか氏にアツいプレゼンをしたものの難しい顔をされ(結局二人とも後日自主的に買ってました)、布教欲のやり場に困った私はインテリアと化したSwitchを見て思いました。

使わないSwitchがある。
ビルダーズ2はSwitch版もある。
母さんはドラクエシリーズファン。

母さんにやらせりゃいいんじゃね? ‥‥と。

ゼルダの時みたいに操作で断念されても、まあそれはそれで好きなゲームに募金したと思えばいいわけですし!
包んだSwitchを抱えて車を飛ばし、実家を通り過ぎたところにあるGEOでDQB2のSwitch版を購入。
そのままアポなし突撃をかましたのは夜の10時近くでした。
さすがにこんな無茶苦茶は身内にしかしませんよ!

そんな経緯で母さんに押しつけプレゼントしたDQB2、そもそも忙しい人ですしゼルダの件からして操作で断念される恐れもある‥‥。
プレイしてくれているかなあとそわそわしますが、あまりやいのやいの言っても押しつけがましいし‥‥。
でも時々私や妹に「どうやって下向くの?」とか「部屋の豪華さってどう上げるの?」とか聞いてくるので、楽しんでくれているようでホッとしました。

そんな母のからっぽ島に、この前ようやく遊びに行きました!
PS4版とマルチプレイは出来ないので、Switchごと借りて直に見せてもらう方法で。

母のPCがこちらです。

え、意外‥‥女の子じゃないんだ‥‥って思ったけど、髪も肌も目もデフォルト色なところから推理するとキャラメイク画面をAボタン連打ですっ飛ばしましたねこの人。
ぶつ森とかでもあんまりそのあたりこだわる人じゃなかったし、なんでもいいのかもしれない。

名前は「たろすけ」。
長い長い前置きにちらっと出てきたチワワの名前ですね。本当は「たろ」なんだけど。

装備はほのおのつるぎに毛皮のコート。どんだけ寒がりなの。

ストーリーは3つめの島から帰って来て旗を作る直前で止まっています。
旗を作ったときバグって落ちて、それ以来ずっとシドーをほったらかしてからっぽ島の開拓に励んでいるそうです。

toyophara
えーシドーと仲直りしないの?

‥‥と訊いてみたら「だってどうせあのみにくい姿になるんでしょ?」って‥‥。
みにくい言うなよ、相変わらず歯に衣着せない人だなあ!ww
キモチは分からんでもないけど、私は好きですよあっちのシドーも。

イヌは「さくら」と「まさる」を繁殖させようと試みているそうです。
まあとよはら家はネーミングセンスが死んでる一族なのは重々自覚してますので無難な人名をイヌにつけるのはわからんでもないのですが、ニワトリの「きくりん」はなんでそうなったの。

ウシの「めぐみ」もそれっぽいけどジワジワくる。

そして、ひつじに「うーる」の投げやり感。
このひらがな別にかわい子ぶってるわけじゃなくて、たぶん変換すらめんどかっただけなんだろうなあw

お母さん、それトラじゃないです。
あとエサくらいやってください、この世の不幸を一身に背負ったみたいな顔しちゃってるじゃないですか。

ゴーレムの「たいち」はマジでどっから来たんだ。

ホイミスライムにはちゃんと「ほいみん」と名付けるドラクエファンの鑑。

そして謎のスターキメラ「べにこ」。
出た出たww とよはら家の地を這うネーミングセンスの呪い、ひらがな二文字に「こ」をつけとけばいいじゃんの精神!!

母親ばっかりいじるのもアレなので父親のネーミングセンスにも触れておきますね。
お父さん‥‥パソコンでやってた釣りのゲームの主人公に「おさかな」って名前つけてたこと、今も憶えてるよ。
ゲーム内に出てくるNPCに「おさかなちゃん」「おさかなさん」って呼ばれてるのを横でみてて、幼心に「親父どんだけ魚好きなんだよ」って思ったこと、忘れてないよ。
この釣りゲーム、釣った魚を料理にしてくれるところがすごく好きで私もハマってて、父のデータでよくプレイしてたんですよね。懐かしいなあ、またやりたいけどあの時代のPCゲーはもう入手自体が難しいしなあ‥‥。

そんな父親はリアルの趣味も釣りです。
家に1階分丸々あるガレージを居城に、釣竿を手入れしたりオートバイをいじったりゲームをしたり天井からぶら下げたハンモックでうたた寝したり‥‥このヒト人生楽しそうだなと見る度に思います。

話が盛大に逸れた上にとんでもなく冗長になってしまったので、肝心のからっぽ島のご紹介が間に合いませんでしたね!
ということで「びとげまからっぽ島探訪 還暦ビルダー編 下」へ続きます!

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