今いちばん楽しみにしている新作ゲーム「DETROIT BECOME HUMAN」(デトロイト ビカム ヒューマン)の体験版が配信されましたので、さっそく遊んできました!
まずグラフィックの美しさにビビる。
静止画だとそうでもないように見えるかも知れないんですけど、実際のゲーム画面は「このムービーいつ終わるんだろ‥‥。‥‥あれ、動かせる‥‥えっこれゲーム画面なの?」ってくらいに綺麗。
なんなら自由に動かせることに違和感を覚えるレベルで綺麗。
主人公はアンドロイド。
幼い少女を人質にとり投身自殺を図ろうとする男との「交渉人」として現場に向かいます。
すごいのが開始5分でこの世界のアンドロイド情勢がわかるところ。
一見人と区別がつかないレベルのアンドロイド技術があり、あらゆる場面で活躍している。それこそ犯罪者との交渉にまで使われるくらいに。
だが、すべての人がアンドロイドを受け入れているわけではない。
『本物の人間』でなくてはダメだと、アンドロイドと人間を明確に区別する者がいる。そして、それは単なる偏見ではない。
主人公を操作して事件現場を少し調べ、少女を人質にとる犯人――エラーを起こしたアンドロイドの男と対峙するまでの数分間で、説明らしい説明もないのにそれがわかります。
例によって事前情報はなるべくシャットアウトしているので公式サイトすら見ていないんですけど、『本物の人間』だらけの事件現場で、主人公の『アンドロイド故の異質さ』が言葉がなくとも伝わってきます。
疎外感に近いんだけど、それが当然のものであると納得しているから気にならない。
主人公が見て感じているだろう世界がそのまま伝わってくるのが凄い。
いわばVR装置に頼らないVRで、これはこれで新世代のゲームなんだなと実感しました。
空気で伝えられたことなので、この感覚はちょっと言語化が難しいですねー‥‥。
まぁ自分でやってみてくれ、と月並みなことしか言えません。
部屋に転がってる死体を調べるところなんかは、大好きな「Horizon Zero Dawn」を彷彿とさせましたね!
こういう解析画面ってなんでこうも胸躍るんでしょうか。
めちゃくちゃカッコいい。
この世界のアンドロイドの血は青いらしいですね。
これはあくまで体験版なので実際のゲームがどういう導入なのかは不明ですが、この自然に世界観が入ってくる感覚は本当に気持ちいいです。
新しい情報が入ってくるたびに「えっそうなんだ」じゃなくて「あぁ、そうだったな」って思える感じ。
それからこのゲーム、めちゃくちゃ手間かかったでしょうに物凄く丁寧にローカライズされているのが素晴らしいですね。
ゲームとしては選択型ADVに近いのかな‥‥?
このようなチャートがあって、どの選択肢を選んだかで物語が分岐するようです。
面白いなと思ったのが、「全世界(またはフレンド)の選択」の比率が見られるところ。
このゲームをプレイしている世界中の人々の中で自分と同じ選択をして同じ結末に辿り着いた人がどれくらいいたのかがパーセンテージでわかるんです。これは面白い!
31%がわたしの初プレイと同じ道を辿ったようで‥‥多いのか少ないのかちょっとわかりませんが(笑)31%の人々はあの結末を見てどう思ったのか気になりますねー。
わたしは「そりゃそうなるだろうけど、本意ではなかったんだよなぁーーー」って感じでした!w
そんな「DETROIT BECOME HUMAN」の発売日は2018年5月25日!
もう一ヵ月切りましたねー!
楽しみで楽しみで仕方ありません。
体験版は再度プレイして違う結末を見ることも出来るようですが、わたしは製品版の楽しみにとっておこうと思います。